クリーンインストール

クリーンインストール、あるいはシステムリカバリーとは、HDの内容を初期状態に戻してOSを入れ直すことです。 通常は、これで購入初期の状態に戻すことができますので、従ってあらゆるトラブルから(普通は)解放されるはずです。 望ましくは、一度HDをフォーマットし直すとより良いのですが、通常は単なるOSの再インストールでOKでしょう。

メーカー製のPCなら、「システムリカバリーディスク」という形で、リカバリーをするためのCD-ROMが 付属しているはずです。なければ、OSのCD-ROMを使って再インストールします。

「HDの内容を初期状態に戻す」という作業ですから、当然今HDにあるすべてのデータは消去されます。 ですから、必要なデータ(メール、アドレス帳、お気に入り、保存ファイル、辞書データ等々)は バックアップ して、クリーンインストール後に戻さないと永久に消失してしまいます。

クリーンインストール前後の注意点

「ウィルスに感染したPC上でのウィルススキャンは信用できない」
「ウィルス定義ファイルは最新のものでないと意味が無い」
「バックアップしたファイルもウィルスに感染している可能性がある」

手順としては、

  1. 必要なファイルをバックアップする
  2. Windows XP, 2000の場合はセキュリティバッチを先にダウンロードして保存しておく
  3. 可能ならHDを真っ白に消去する
  4. リカバリーディスクなどを使ってクリーンインストールする
  5. アンチウィルスソフトをインストールする
  6. アンチウィルスソフトのウィルス定義ファイルを最新のものにアップデートする
  7. バックアップしたファイルをウィルススキャンする(これ重要)
  8. 無事なものをPCに戻す
  9. セキュリティ上必要な対策を取る

特に WindowsUpdate をしっかりやっておくことは重要です。

先にセキュリティバッチをダウンロードしておくこと − Win2000とXPの場合

大流行した Blaster系 ないし Sasser系 のワームは、それに対応するセキュリティバッチなしでは防げません。 再インストール後にパッチ未適用の状態でインターネットに接続すると、 WindowsUpdate を実行したり アンチウィルスソフトの定義ファイルを更新したりしている間に感染してしまうケースが多々発生します。

ですので、まず下記のMicrosoftのサイトでOSごとに必要とされているパッチだけは先にダウンロードして、 CD-R か何かに保存しておきます。クリーンインストール終了後、インターネットに接続するのは必ずこのパッチを当ててからにして下さい。 ファイアウォールソフトがあれば必ずファイアウォールをオンにして下さい。
無ければ、せめてXPの場合は標準でファイアウォールがありますのでそれをオンにして下さい。

その後、直ちにアンチウィルスソフトの定義ファイルのアップデート と、WindowsUpdateを実行して下さい。
ただし、XPにSP2が既に適用された状態でOSを購入した場合、上記パッチ群はSP2に含まれるので個別ダウンロードは不要です。