LINE, Twitterが危ない!

パパ活、悩み相談から高額バイト、SNSの「危ないやり取り」...その実態は?....

オレオレ詐欺の「受け子」「出し子」募集

stop SNS

コロナ禍で、お金に困る人を狙い、詐欺の手足となる「受け子」「出し子」の人員募集が増えている。 今は、スマホのTwitterやLINEで堂々と募集できるので、応募する方も罪悪感が少ない。 手口は、メッセージアプリに誘導し、通話アプリで仕事を勧誘する方法が多い。

  • 通話アプリでは相手身元はたどれない。
  • 身分証の写メを送らせてあなたの身元を抑えようとするので、絶対写メは送らないことが大事
  • 一旦写メを送ったら、脅迫まがいで無理やりにでも仕事をさせようとします。

「#闇バイト」「#裏仕事」―

こんなキーワードでTwitterやLINE投稿内を検索すると、疑わしい投稿が次々と出てきます。 特殊詐欺グループが、キャッシュカードなどを受け取りに行く「受け子」や、 キャッシュカードで銀行などに行って現金を引き出す「出し子」などの実行役を高額でバイト代で募る投稿です。

高額バイトの詐欺広告

新型コロナも影響、「パパ活始め」

パパ活

未成年の「援助交際」や「パパ活」が本当に危ない。知らぬは親ばかり。

TwitterやLINE投稿を「#P活」や「#セフレ」などのキーワードで検索すると,驚くほどたくさんのメッセージが出てくる。 新型コロナウイルスの拡大の影響もあり、「援助交際」を募るツイートが増えたという。
  • 「新型コロナで学校休みになって暇で爆発しそうです」
  • 「バイトがコロナの影響でなくなっちゃいました,横浜付近でパパ募集です」
  • 「学校なくて時間あるけどお金ない、お助けパパさん募集中!」
最近では警察が「ツイッター社にも協力してもらい、このようなアカウントはほぼ削除されたり凍結されたりしています」
しかし疑わしいツイートとのいたちごっこは終わらない。

疑わしいツイートを見つけ出すのは、検索するキーワードが重要。 「警察各署では、SNSに関する知識やトレンドに詳しい若い署員を中心に問題ツイートを見つけ出している」

「パパ活」などへの警告メッセージについては、警視庁など13都道府県警が先行で実施していたが、 効果が高いため、警察庁が20年1月に全国の警察で対策を講じるよう指示した。
特殊詐欺についても各県警が同様の試みを始めている。