オンラインゲームに熱中し、健康被害を訴えるケースが相次いでいます。
オンラインゲーム運営5社は、ユーザー向け健康ガイドラインを共同で策定、Webサイトで公開しています。
- 長時間のプレイ時には1時間に15分程度の休憩を、
- 目が疲れてきたらすぐにゲームをやめるか休憩をとる、
- 部屋は明るくし、モニターに近づきすぎない、無理のない姿勢で、
- 飲酒時や睡眠不足時はプレイしない、
- 画面を見ていて吐き気やめまいがした場合はゲームを中止し、診察を受ける
ゲームサイトの健康対策関連リンク
ゲーム脳の恐怖! ★ハマリ過ぎにはご注意を
- 民間のカウンセリング機関の調べによると、引きこもりや不登校の中高生の半数以上がオンラインゲーム依存症に。
- 一日中暗い部屋に引きこもってモニターを見つめる無気味な姿が目に浮ぶ。
- そうした依存症の子供は、自分の意志ではなかなか抜け出すことが出来ず、
腱鞘炎になってようやく止められたというケースが少なくない。
- ゲームがしたいから引きこもっているわけではなく、対人関係の苦手な子供が、
現実社会でできなかったことを仮設空間でかなえられるから、そこに安住してしまう。
- もはや彼らにとってはゲーム上の仮想空間こそがリアルな世界であって、そこで体験する出来事は現実社会そのもの。
オンラインゲーム関連のネット犯罪
- 小6がゲーム不正アクセス、キャラ衣装勝手に奪う
- リアルマネートレード行為を摘発
- 育成代行サービス
- チート問題/不正アクセス事件
- ハッキング通報センター
ゲームを通じた個人情報の流出や著作権の侵害など、利用者がゲームで対戦中に気付いた違法な行為などを通報してもらう。
- 中高生がゲームアイテム盗む
不正アクセス禁止法違反容疑で、中学3年と高校2年の男子生徒が書類送検された。
「アイテムを盗まれたので(不正アクセスの方法を)研究した」と供述。
- オンライン冒険ゲームで使用できるポイントアイテムをだまし取る
オンライン冒険ゲーム「メイプルストーリー」のチャットで、ポイントアイテムをだまし取った行為に対する詐欺容疑で逮捕。
RMT はいけないことか?
RMT(Real Money Trade )
ユーザー同士でゲームアイテム・ゲームマネーを現実に売買すること。
現在では利用規約で禁止をしているオンラインゲームが多い。
- RMT は、インターネットの掲示板などで売買の約束をして、お金を銀行に振り込んだ後に、
オンラインゲーム内でアイテムを渡す。
- RMT 専門業者がいて、その市場規模は年々拡大している。
- 「RMT 容認」のオンラインゲームを利用する人は、オンラインゲーム利用者の3割存在する。
- RMT 自体は違法なものではないが、ゲームマネーが現実社会の通貨に換えられるという事実が様々な問題を引き起こしている。
RMT の問題点
- 利用規約違反
殆どのオンラインゲームでは、仮想通貨を現実通貨と交換することを禁止している.
RMT はその法を犯している行為である。
- 不正アクセス禁止法への抵触
ゲームソフトの不正改ざん、不正ツール利用による、仮想通貨の大量不正取得者の存在。
「不正アクセス禁止法」に触れる。
- 日本円の流出
RMT の市場規模は、およそ200億円(推定)。
その内の約9割は海外からの取得で、海外マフィアの資金源や、マネーロンダリングとして利用されている。
当然、RMT で使われたて日本円は、関税をすり抜けている。
- RMTが誘発する詐欺・ネット犯罪
- オンラインゲーム運営会社の職員が、不正にゲームサーバーへアクセスしてゲーム内通貨を作成、RMT 業者に販売し、不正アクセス禁止法違反の容疑で逮捕
- 売り手の最大勢力は、組織的な RMT を専門におこなう業者たち。
「ゴールドファーマー」と呼ばれ、中国を中心とした海外からアクセスを行っている。